コナカブリテングタケ Amanita griseofarinosa
7月30日
灰色の粉に覆われているため目立たない、中型のキノコ ひだは白でやや疎、柄は灰色の粉が縦に走り、つば無し。 ひだの周囲には白色の綿屑状の物質が付着する。
全体に角錐状のいぼあり 幼菌時すでに灰色の粉に覆われている。
丘陵の小道の脇にひっそり傘を開いていました。  人通りも少なくないこの小道でも蹴散らされなかったのは、傘が光を吸収しているので目立たなかったためであろう。 キノコの写真を撮り始めて10年を過ぎるが、身近な場所には存在しないキノコと決め付けていた。今年06年はテングタケ科のキノコが豊作だ。
指で傘表面の粉を擦ってみました、アルミの様な輝きが在ります。
8月30日 同じ場所にて
7月末と同じ場所に10個くらいの個体が発生していた。 発生場所をよく観察すると、エゴの木の根と関係がありそうだ。
この山には数え切れないほどのエゴの木があるが、この3畳ほどの場所2箇所でしか発生を確認していない。
似たキノコに大型のハイカグラテングタケがある。
2011年7月 ↓
レア度★★★
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