ヒダハタケ
Paxillus involutus (Batsch) Fr.
ヒダハタケ科 ヒダハタケ属
2000年10月6日 毒キノコ
傘はじょうご型で、中心に赤っぽい水を貯めている。 傘には笹の葉などが付着している。
傘の縁は内側に巻く ひだは垂生
傷つくと、茶色に変色
このキノコは死亡する可能性のある毒キノコです。笹薮の縁で発生していたので、最初これがドクササコかと思った。ドクササコは通称ヤケドキン(火傷菌)と呼ばれ、食後4,5日から手足の先が火傷のように腫れ上がり激痛が1ヵ月以上も続き、モルヒネなどではそれを抑える事ができない恐ろしいキノコです。両者とも原因となる毒成分は明確にはなっていない。 次は、ドクササコを見てみたい。
2010年5月
10年ぶりに同場所で発生を確認した。
この場所は大きな道路に近いのだが、鬱蒼とした茂みが小道の両側にあり、夏でも冷気が漂い涼しい場所です。
傘は粘性があり枯葉など付着する個体が多い。
褐色に変色
傘中央部の凹みは意外と深く入り込んでいる。
2011年5月22日 同場所 ↓
ひだの質感がキヒダタケに似ていると思っていたら、現在ではハラタケ目ではなくイグチ目に属しているようである。
同個体 5月26日 ↓
2014年10月26日 ↓ 同場所
やや幼菌 傘の縁は内側に巻く
赤変
レア度★★★★★
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